Ikimono
Dayori sono33
|
アフリカを枕に(セイシェル・ケニア生きもの紀行) Page13
|
車は、キュル・ゲートからツァボウエストに入ります。 草原にはハーテビーストとグランドゼブラが見えます。 途中、ムジマ・スプリングスという泉に立ち寄ってみます。駐車場に車を止めて徒歩で泉に向かいますが、その間は当然の事ながら昆虫採集です。 泉は想像以上に綺麗な水が流れ、カバの群がいるのが見えます。なめらかな水面に可愛い耳がピクピク、鼻の穴がのぞいたりお茶目な姿に見えますが・・・どうして、どうして、大きな口をあけて他を威嚇する姿は迫力ものです。 |
グランドゼブラ |
周辺の木にはハタオリドリの仲間が沢山営巣しています。水辺ではアフリカヘビウが羽を乾かし、ヨコクビカメが甲羅干しをしています。水中を覗くことも出来るのですが、昆虫採集に忙しくてパス。妻だけが水中からカバの群や魚類を観察したのでした。 |
アフリカヘビウ 拡大写真 | ||
ハタオリドリの仲間 拡大写真
|
ヨコクビガメ 拡大写真
|
車に乗り込み、インパラやマサイキリンの撮影をしながら宿泊先のングリア・ロッジに急ぎます。草むらで大人の身長近くあるナイルオオトカゲも見つけました。 所々に見える大径木はバオバブです。 |
インパラ
|
ロッジに到着し慌ただしくチェックインを済ませ、昆虫採集に飛び出します。ポイントは偶然見つけた、ロッジの側にある巨大なゴミ捨て場。ここにはゴミムシ等の甲虫が集まっているに違いありません。 急いでその場所に向かったのですが・・・ガビーン。先客がいました。巨大なアフリカゾウとハゲコウの群。ハゲコウなら捕虫網を使って追い払うこともできると思うのですが、アフリカゾウには勝ち目はありません。ゾウのくせに残飯なんかあさるなよーと呟きながら、そそくさと逃げ帰ったのでした。 |
|
巨大なゴミ捨で餌をあさるアフリカゾウとハゲコウ (拡大写真32K きれいです!) |
文と写真:佐久間 聡(さくま さとし)
お便りの宛先は、sakuchan@ikimono.net です |