さくちゃんの生きもの便り

Ikimono Dayori sono73

2010年 沖縄本島ラナウイルス・カエルツボカビ症調査紀行−5

調査用具をザックに詰めて、カメラをセットし、準備OKです。

滑りやすい足元に注意しながら、慎重に進みます。

比地川上流部は、シリケンイモリが多産する以外、生物的にはこれといって特出すべきことはないのですが、河川景観の美しさは際立っています。

この景観を楽しむためだけでも、ここまで来る価値は十分あります。

比地川上流部の河川景観
比地川上流部の河川景観
比地川上流部の河川景観
比地川上流部の河川景観

比地川上流部の河川景観

 

荷物を置いて、まずはシリケンイモリの検体採取です。

皆で手分けして雌雄を確認しながら必要数を集めます。

必要数が集まると、宇根先生はスワブ調査。我々は、シリケンイモリを観察したり、景観を楽しんだりしてすごします。

 

宇野先生とフォーラムメンバー 宇野先生とフォーラムメンバー

宇野先生とフォーラムメンバー

 

本流の淀みに、エゴの花がたくさん溜まっています。

シリケンイモリも、本流の淀みや水溜りに集まって、求愛行動を盛んに繰り返しています。

 

水面に漂うエゴの花 水溜りに集まるシリケンイモリ
水面に漂うエゴの花 水溜りに集まるシリケンイモリ
求愛中のシリケンイモリ 求愛中のシリケンイモリ

求愛中のシリケンイモリ(Cynops ensicauda)

 

宇根先生のスワブ調査も終わったようです。

少し時間は早いのですが、宿舎に戻り夜間調査に備えることにしましょう。

 

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