Ikimono
Dayori sono35 |
東南アジア・珍奇植物観察の旅(ボルネオ島キナバル山編) Page7 |
林床ではツリフネソウの仲間のプラティペターラ・ツリフネソウ(Inpatiens
platypetala)が咲いています。 シャクナゲの仲間も綺麗な花を咲かせています。赤い花を付けたファラキーヌム・シャクナゲ(Rhododendron fallacinum)やクラッシホリウム・シャクナゲ(R.crassifolium)、黄色い花を付けたレティベニウム・シャクナゲ(R.retivenium)が濃緑色の背景に映えて輝いています。 |
※ は拡大写真別バージョン |
|||
プラティペターラ・ツリフネソウ |
ファラキーヌム・シャクナゲ |
クラッシホリウム・シャクナゲ |
レティベニウム・シャクナゲ |
標高が2500mを越え、蘇苔林(雲霧林)に入ると素晴らしいウツボカズラが姿を現します。 最初に見つけたのがシビン・ウツボカズラ(Nepenthes lowii)です。名前は良くありませんが、20cmもある捕虫嚢の入り口がトランペット状に開いた特異な形をしています。枯れた捕虫嚢を持つと、そのままコップとして使えそうです。ウツボカズラを現地語で猿の杯(Priokkra) |
|
||||||
文と写真:佐久間 聡(さくま さとし)
お便りの宛先は、delias@ss.iij4u.or.jp です |