その35 東南アジア・珍奇植物観察の旅(ボルネオ島キナバル山編)-2
Ikimono Dayori sono35
 東南アジア・珍奇植物観察の旅(ボルネオ島キナバル山編) Page2

キナバル山がシルエットで浮かび上がる夜明け  夜明けはキナバル山の方向から始まります。夜空が白み始めるとキナバル山の雄大な姿がシルエットで浮かび上がります。
 一日の始まりです。ホテルでビュフェスタイルの朝食をすませて、中央市場に向かいます。魚市場には木造船が停泊し、荷揚げ作業を行っています。荷揚げ場や市場の中では様々な魚介類が売られています。

 広場には、ナマコやフカヒレが干してあります。これは輸出用の乾物として加工しているのかもしれません。
 ニワトリは生きたまま籠に入れて売っています。このニワトリを買ってビニール袋から顔だけ出して運んでいる姿をよく見かけます。
荷揚げをする漁師
港に停泊する漁船
貝類を売る店 乾物(ナマコとフカヒレ)
魚を売る店
ビニール袋に入れられたニワトリ
   

 果物も実に豊富です。ジャックフルーツ(パラミツ)、ドリアン、バナナ、スイカ、マンゴー、リンゴにミカンなどなど。何時もここで欲しい果物を買い求めますが、ドリアンはホテルに持ち帰れないため市場で食べきってしまいます。

ランプータン
ジャックフルーツとドリアン バナナ
スイカ リンゴやミカン マンゴー

 香辛料や野菜も豊富に揃っていますが、面白いのは、何人もの若いお兄ちゃんが、1人1台のミシンで、縫い物をしている姿をおおく見かけることです。毒々しい色をしたジュースを売る屋台なども沢山あります。 トウガラシをむく女性 トウガラシとミカン
縫い物をする謎の男性
市場の風景
市場の片隅で遊ぶ子供達
市場の風景 毒々しい色のジュース
   

 一通りの店を覗いてホテルに返ります。
 いよいよキナバル山周辺で観察するための拠点、クンダサン(Kundasang)に向けて出発です。


文と写真:佐久間 聡(さくま さとし)
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