その55 イボイモリ観察紀行−6
Ikimono Dayori sono55
イボイモリ観察紀行 Page6

 夜7:30、降り始めた雨も小降りになって絶好のコンデションです。
 県道2号から林道に入り、車をゆっくり走らせます。
 昨夜が嘘の様に多くのカエルが姿を現しています。
 車に驚きものすごいジャンプを見せてくれるのは、いつもお馴染みのハナサキガエルです。たくさん姿を現してくれたので、様々な模様の個体を撮影する事ができました。

ハナサキガエル(褐色の個体) ハナサキガエル(褐色に緑色の班が出た個体)
ハナサキガエル(褐色の個体)
ハナサキガエル(褐色に緑色の班が出た個体)
ハナサキガエル(濃緑色の個体) ハナサキガエル(明緑色の個体)
ハナサキガエル(濃緑色の個体)
ハナサキガエル(明緑色の個体)
ハナサキガエル(横顔) ハナサキガエル(正面顔)
ハナサキガエル(横顔)
ハナサキガエル(正面顔)

 次に姿を現してくれたのは、昨夜も観察したオキナワアオガエルです。
今夜は、雨も降っているため生き生きとしています。こちらもあらためて写真撮影です。

オキナワアオガエル オキナワアオガエル
 
オキナワアオガエル

 リュウキュウカジカガエルヒメアマガエルも姿を現してくれました。
 普通種のため、ついつい撮影がおろそかになってしまいますが、ここはしっかり写真撮影です。一人で被写体にライトを当てながら撮影するため、特に小さなカエルは、ピント合わせが大変です。

リュウキュウカジカガエル ヒメアマガエル
リュウキュウカジカガエル
ヒメアマガエル

 ここまでは、昨夜と同じです。
 でも今晩は絶好のコンデション。
 沖縄県指定天然記念物であり、環境省版レッドデーターブックカテゴリーの絶滅危惧TB類(カエルの中で最も絶滅の危険性が高いと判断されているランク)に位置する大型のカエル3種、ナミエガエル、ホルストガエル、イシカワガエルの撮影を目指して、さらに車を進めます。

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文と写真:佐久間 聡(さくま さとし)
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