Ikimono
Dayori sono44 |
奄美大島・請島生きもの観察紀行−奄美編− Page4 |
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多くのカエル達を観察しながら車を進めていると、一際大きなオットン君が林道の真ん中でじっとしています。よく見ると、すぐ近くで大きなハブがとぐろを巻いてオットン君を狙っています。 成り行きを見守りたいところですが、午前2時をまわっているため、ハブを写真に納めます。この個体も頭から首の辺りの斑紋がストライプ状になっています。どうも、奄美大島のハブはこの様な斑紋の個体が多いようです。 近くに落ちていた枝で、ツンツンとからかってから先を急ぎます。 |
オットンガエルを狙っているハブ | ハブ 成蛇 | ハブ 成蛇 |
午前2時半頃にやっと舗装道路に出ました。ほっと一息です。道路を横切るアカマタを見付けて撮影します。 その後も、アマミノクロウサギがヘッドライトに浮かび上がり、そして消えてゆきます。 これで今夜の調査もおしまいかなーと車のスピードを上げてすぐに、道路の左側に大きな池が見えました。 車から降りて、池の中や周りを調査します。池の中にはシリケンイモリが沢山いて、幼生の姿も見えます。 |
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水溜まりの周辺を観察するさくちゃん |
今年上陸するであろうイシカワガエルの幼生やヒメアマガエルの幼生も泳いでいます。長時間掛けて観察したいところですが、3時近くになっているため、一通り写真撮影後、長かった今夜の観察を終えることにします。 6月4日の観察に続く |
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文と写真:佐久間 聡(さくま さとし) |