Ikimono
Dayori sono44 |
奄美大島・請島生きもの観察紀行−請島編− Page2 |
下船しても、Timさんの体は、波に揺られているようなのですが、迎えに来てくれた民宿「みなみ」の車に乗り込んで、まずは民宿へ移動です。 小さな集落なのであっという間に到着。 まずは民宿に荷物を置いて、集落内を歩いてみることにします。 隆起珊瑚を積み上げた石垣、平屋造りの民家、家畜のヤギ、昔ながらの町並が良く残っている集落です。 |
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請島の池地港で記念写真 |
左:民宿みなみ |
集落を散策していて不思議なことに気付きました。それは、どの民家の塀や門の前に先を赤く塗った棒が立て掛けてあることです。 |
ハブ棒 |
民宿に戻っておばあーに尋ねると「ハブ棒」とのこと。 集落内の道路が舗装されたので、今はハブが出ることは少ないけれど、昔はよくハブが出てきていたので、この棒を使って捕まえていた・・・。 なるほどー。この島はハブが多いのかもしれないなー。注意しなくっちゃ! さて、民宿の方に、我々の目的を説明し、水田や水源地の状況を教えてもらって調査開始です。嬉しいことに、民宿のお兄さんが車で水田や水源地に案内してくれることになりました。 |
文と写真:佐久間 聡(さくま さとし) |