Ikimono
Dayori sono43
|
晩秋の沖縄本島イボイモリ観察紀行 Page2 |
小さい写真はクリックすると大きい写真が表示されます |
チェックインをすませ、部屋でシャワーと軽い夕食をすませて、7時過ぎからヤンバルに向けて出発です。 今日の夜間観察は、明日朝からのイボイモリ観察のために、疲れを残さないように、沢歩きはやめて林道を車で流して観察することにします。 小雨が降り始めて、絶好のコンディションの中、いつものように車をゆっくり走らせます。 まず最初にヘッドライトに照らし出されたのは、巨大なアカマタです。車から飛び出てシャッターを切ります。 |
巨大アカマタ |
リュウキュウアカガエル | ハナサキガエル |
次に顔を出してくれたのは、毎度お馴染みのハナサキガエルとリュウキュウアカガエルです。こちらも難無く写真撮影。 なんだか、昼・夜とも絶好調かなーと、鼻歌混じりに車を走らせます。 すると車の中でパチッと何かが弾ける音が聞こえました。風も出てきたので、木の枝が落ちて車に当たったかなーと思っていたのですが、しばらくすると、またパチッと音がします。なんじゃこりゃー・・・・パチッ。 おいおい、変なものを乗せちゃったかなーと思いはじめた時に、またもやパチッ! ギャー・・今度は線香くさい臭いまで! おいおいおい、こりゃほんとにやばい。恐る恐る車の中を見渡します。すると、バックミラーに青白い人影・・・ではなくて、助手席に置いていた、ストロボをセットしたオリンパスOM4Tiから煙があがっています。ギャー・・ストロボがショートしている。 取りあえずは御祓いはしなくてもよさそうなので、冷静は取り戻したものの、これからの撮影に支障がでるため、ドヨーン・・急激に意気消沈。 最近、カメラトラブルがほんと多いんだよねー。オリンパスさんなんとかしてよー・・・ブツブツブツ。 その後、車を最北端に向けてゆっくり走らせ、リュウキュウヤマシギ、ニホン(リュウキュウ)カジカガエル、ナミエガエル、イシカワガエル、シリケンイモリ、ミナミヤモリ、ヒメハブ等を観察しましたが、当然のことながら写真撮影は出来ないまま、ホテルに帰り着きました。 |
文と写真:佐久間 聡(さくま さとし) |