さくちゃんの生きもの便り(その23) 春の奄美大島、生きもの紀行-2
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それ以降も、めぼしい石があると車を停めてはぐっていきますが、イボイモリは出てきません。そうこうしているうちに湧水のある水汲み場がありました。周辺は土の湿り具合といい、これこそはといった環境です。気合いを入れて次々と石や倒木をはぐっていきます。いました、いました。イボイモリです。でもこの個体は病気らしく、痩せ細り、片目が潰れていました。涙を飲んでリリース。沖縄では1箇所で見付かるとその周辺で複数が見付かることが多いのですが、ここでは次が見付かりません。やはり奄美大島は生息密度が低いのかもしれません。 |
沖縄とほぼ同様な環境で見付けられることが解ったため、少し周りを見る余裕が出てきました。林道沿いのイジュが白い花を付け、アサギマダラが優雅に吸蜜に訪れています。 |
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イジュの花
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イジュの花で吸蜜するアサギマダラ
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金作原周辺の原生林
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金作原周辺の林道
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ホテルでチェックインを済ませ、事前に送っておいた夜間調査用具を受け取り、ビールを飲んで2時間程度の仮眠後、再度川内川源流部に向けて出発です。 |
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文と写真:佐久間 聡(さくま さとし)
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