さくちゃんの生きもの便り(その13)
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春の女神 ギフチョウ 2
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●生態 ギフチョウ、ヒメギフチョウとも成虫は年1回、春に羽化します。羽化の時期は産地や気候によって違いますが、低地や温暖地では、その地のソメイヨシノの開花時期に先立って羽化します(ヤマザクラやミツバツツジ開花時期とほぼ同時期)。 |
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サンヨウアオイに産み付けられた
ギフチョウの卵塊(広島) |
羽化した成虫は、晴天で風が弱く暖かい日時を好んで活動し、曇天や低温時にはあまり活動しません。活動が最も活発になるのは、10時頃から12時頃までの午前中です。 |
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ヒメカンアオイ(兵庫産)
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ヒメカンアオイに産み付けられた
ギフチョウの卵塊(兵庫産) |
ウスバサイシン(岩手産)
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ウスバサイシンに産み付けられた
ギフチョウの卵塊(岩手産) |
ギフチョウの吸蜜植物の
一つカタクリ |
幼虫は真っ黒な毛虫で通常は葉裏でカンアオイを食べながら集団で成長します。ヒメギフチョウは、2齢幼虫以降気門下に黄斑が現れギフチョウと区別できます。幼虫の期間は40日〜60日ぐらいです。
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ギフチョウの終齢幼虫
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ヒメギフチョウの終齢幼虫
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文と写真:佐久間 聡(さくま さとし)
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