Ikimono Dayori sono86
2015年ヒダサンショウウオ観察会−2
2月28日
2月11日に行ったヒダサンショウウオ観察会の結果に甘んじているメンバーは、さくちゃんの周りには一人もいません。
リベンジと次シーズンの下見を兼ねて別の沢で調査を行いました。
参加者は、フォーラムメンバーのしのぶさん、遊野君、杉ちゃん、お貴さん、写真家の前田さん、さくちゃんの6名です。
30分ぐらい林道を歩いて沢に到着。さっそく調査開始です。
渓流産卵性サンショウウオの観察は、肉体労働。
バールを使ったり、何人かで大きな石をひっくり返したりして成体や卵嚢を探します。
でも、どれだけ苦労しても、石の下やガレ場の中から「グニョ〜」っといった感じで成体が姿を現した瞬間は、何度体験しても感激します。
3人がかりで大きな石をひっくり返して成体を見つけた瞬間
見つけた個体は一時捕獲し、ひっくり返した石は元あったように戻しておきます。
その後も成体5匹と越冬幼生や卵嚢を見つけて撮影タイムです。
成体や卵嚢を撮影するメンバー
ヒダサンショウウオの卵嚢は、青白く輝き、その美しさはピカイチです。
青白く輝くヒダサンショウウオ(Hynobius kimurae)卵嚢
ヒダサンショウウオ(Hynobius kimurae)成体と越冬幼生
各々が納得いくまで撮影して調査終了。
日の当たるところで昼食をとり、山を下りました。
2015年7月7日 さくちゃんこと佐久間聡