さくちゃんの生きもの便り(その22) 春の生きもの観察日記−2
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※すべて拡大写真ありマス
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春の雑木林
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春の雑木林
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ムラサキハナナ
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最初の湿地で多くのトウキョウサンショウウオの卵嚢を見付けました。50対近くあったと思いますが、水が干上がりかけているのが心配です。孵化したばかりの幼生もいました。卵嚢と幼生の写真を撮影して次の場所に移動しました。 |
写真 | |||
左: |
トウキョウサンショウウオの卵嚢 |
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右: |
トウキョウサンショウウオの幼生 |
次の場所は雑木林の中にある放棄された小さな棚田で、沢水が棚田跡地で水溜まりを作り、それがいっぱいになるとまた沢水となって下段の棚田跡地に流れ込むという階段状の繁殖地です。ここでも水溜まりの落ち葉をかき分けるとすぐに卵嚢を見付けました。おまけに産卵して間もない雌の成体も見付けました。 |
トウキョウサンショウウオの卵嚢
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産卵を終えた雌
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産卵を終えた雌
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トウキョウサンショウウオの観察を終えて、沢水で子供が学校で飼育するオニヤンマのヤゴを採集していた時の事です。 |
観察はこれでおしまいとし、気持ちのいい雑木林の中で、遅い昼食をとり、帰路につきました。来年もまたトウキョウサンショウウオやタゴガエルに会いにこの雑木林を訪れる事でしょう。 |
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文と写真:佐久間 聡(さくま さとし)
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