さくちゃんの生きもの便り(その19) 初夏の沖縄生きもの紀行−1
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6月22日から4日間、家族全員で毎年恒例になりつつある、沖縄本島に行って来ました。今回は、前回の生きもの便りの予告通りその時の話をすることにしましょう。
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6月22日 |
いつもの通り早朝出発で、9時過ぎには予定通り那覇に到着。これまた相変わらずの、レンタカーで牧志公設市場に直行です。
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公設市場周辺のお店
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八百屋
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魚屋
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肉屋
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乾物屋
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果物屋
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フロントでチェックインを済ませ、少し休憩して、ヤンバルの渓流に分け入って渓流遊びです。渓流までの林道にも沢山の生きものが姿を見せてくれます。最初に見付けたのは「生きもの便りその4」で紹介したハンミョウです。沖縄のハンミョウは体が細く青みが強いことから別亜種になっていてオキナワハンミョウといいます。それにしても沢山飛んでいます。次に見付けたのはリュウキュウハグロトンボです。これもヤンバルの渓流ではよく見かけますが、本州に分布しているハグロトンボとは違い、羽の付け根にメタリックブルーの光沢を持つ大変美しいトンボです。次に見付けたのはリュウキュウヤマガメです。妻と娘が続けざまに2匹見付けました。2匹共まだ若い個体のようです。 |
オキナワハンミョウ
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リュウキュウハグロトンボ♂
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リュウキュウヤマガメ
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子供達はトンボやチョウチョ、ハンミョウ等を次々に採集しています。それを妻が三角紙に入れていきます。私はというとイボイモリの幼生を探すために水溜まりの中を覗いて回ります。オタマジャクシは沢山いるのですがイボイモリの幼生はなかなか見つかりません。水溜まりを4〜5箇所調べた時に、やっとの思いで1匹の幼生を見付けました。シリケンイモリの黒い幼生とは違い、黄褐色をしています。上陸直後と思われる幼生も見付けました。体色が黒褐色で尻尾と指先が黄褐色した頭でっかちな幼生です。 |
イボイモリ(水生幼生)
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イボイモリ(上陸直後と思われる)
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渓流散策の様子
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ホテルに戻って休憩と夕食を済ませ、夜のヤンバルへ出発です。子供達は疲れが残るといけないので留守番。私と妻とでの観察です。子供達を連れてくるための下見も兼ねているので、写真撮影等の時間をかけずに進んでいきます。ミナミヤモリやアカマタ、ガラスヒバア等の爬虫類、ハナサキガエルやリュウキュウカジカガエル等の両生類が姿を現します。 |
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ガラスヒバア
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林道に巨大なヒメハブがとぐろを巻いています。胴回りが成人男性の腕の太さほどある個体だったので、これは思わず写真撮影。 |
巨大なヒメハブ
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クロイワトカゲモドキ♂
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文と写真:佐久間 聡(さくま さとし)
お便りの宛先は、delias@ss.iij4u.or.jp です。※メールアドレスが変わりました |
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