さくちゃんの生きもの便り(その19) 初夏の沖縄生きもの紀行−2
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6月23日 |
今日もいい天気で、お昼までヤンバルで昆虫採集を行い、ホテルで休憩。
島に到着後、早めの夕食と食料や飲み物を購入して島内を下見します。目的はクロイワトカゲモドキの別亜種の観察です。環境の良さそうなポイントを3〜4箇所ピックアップして、調査開始です。 |
最初の場所ではアカマタ、ヒメハブ、ガラスヒバア、クメヤモリ、ミナミヤモリ等の爬虫類やシロアゴガエル、オキナワアオガエル等は見つかりますが、肝心のトカゲモドキは見つかりません。あきらめて次のポイントに移動します。
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オキナワアオガエル
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ハブが写っていたはず
(カメラが壊れてしまった) |
一瞬、空気がざわめいた感覚に陥りました。森の守り神のハブと、ハブに守られた森で生き延びてきた原始的なトカゲモドキ。その聖域に踏み込んだことを実感したからかもしれません。 |
6月24日 |
今年も満天の星空の元、ホタルの群れ飛ぶ渓流と重厚な森を家族で訪れることができて嬉しく思いながらヤンバルの森を後にしました。 |
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ミナミヤモリを捕らえて観察している様子
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6月25日 | |
今日は、横浜に帰る日です。
今回の生きもの便りは、旅行中に渓流で足を滑らせて、カメラを壊してしまったため、多くの写真を載せることができなくなってしまいました。ごめんなさい。 |
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※拡大写真はありません
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沖縄の豊かな自然や文化は、我々日本人が誇れるものの一つだと思います。 |
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7月30日 さくちゃんこと佐久間聡
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文と写真:佐久間 聡(さくま さとし)
お便りの宛先は、delias@ss.iij4u.or.jp です。※メールアドレスが変わりました |
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