さくちゃんの生きもの便り(その14)
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春の丘陵地散歩(トウキョウサンショウウオを探しに)ー2
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写真は、クリックすると拡大表示します。
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比較的大きな谷地形の沢に車を停め、林の中に入っていきます。昔は谷戸田として使っていたらしく、棚田のような湿地が続いており、その中に小さな沢と水溜まりが続いています。
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トウキョウサンショウウオの
卵嚢(1対) |
落ち葉に生み付けられた
卵嚢(1対) |
産卵場で見つけた成体
(あきる野市) |
産卵場で見つけた成体
(あきる野市) |
ヤマアカガエルの卵塊も見つけました。大きなヤンマの仲間と思われるヤゴも沢山見つけました。
この内、トウキョウサンショウウオの1対の卵嚢とヤゴを採集して飼育することにしました。飼育結果は、飼育方法と合わせて、いずれ生きもの便りで紹介したいと思っています。 |
ヤンマ類と思われるトンボのヤゴ
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ヤマアカガエルの卵塊
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里山に生息するトウキョウサンショウウオは、ギフチョウと同じように、開発による生息環境の減少や雑木林管理の放棄等による生息環境の悪化で、年々少なくなってきています。この丘陵地でも、一部の谷では生活用品や古タイヤが沢山捨てられていて、まるでゴミ捨て場と化しています。
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4月5日 さくちゃんこと 佐久間聡 |