さくちゃんの生きもの便り(その21) 冬の沖縄生きもの紀行−2 |
拡大写真ありマス |
まずは、何時も通っている渓流のポイントです。車を道路に停めて未舗装の林道を進みます。でもいつもと違っていて、ちょっと変です。今年の6月に、イボイモリの幼生達を見付けた林道上の小さな流水や淀みが、全てなくなってしまっています。それにキャタピラの痕。不安を抱えながら生きものの少ない(少なくなった)林道を進みます。すると渓流近くの小さな沢が合流するところにバックフォーが置いてありました。
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道路が湿ってきたせいか、大きなナメクジやカタツムリとカエル達が目に付きます。 |
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写真:巨大ナメクジ
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車に驚いて毎度お馴染みのハナサキガエルやニホンカジカガエルが飛び跳ねます。少ないながらリュウキュウアカガエルも見付けました。それらのカエルを狙ってヒメハブが林道に出てきていました。「久米島生きもの紀行」で紹介したリュウキュウアオヘビも見付けました。大変綺麗な個体ですが気が荒くすぐに噛みつこうとしてきます。 |
ハナサキガエル
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ニホンカジカガエル
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リュウキュウアカガエル
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ヒメハブ(拡大写真左のみ)
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リュウキュウアオヘビ
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時間は11時とまだ早いのですが、朝早くからの移動や雨で衣服が濡れていて気持ち悪いため、今夜は引き上げることにしました。今日はハブが見られただけでも満足するか。「明日がんばろーと」とあきらめ気分です。 |
文と写真:佐久間 聡(さくま さとし)
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